学校・幼稚園への転職

学校や幼稚園でも看護師を募集していることがあります。子どもたちが急に病気になったり怪我をした時に対応するのがその仕事ですが、それ以外にも予防活動など、勤務先によってさまざまな仕事を行うことになります。この学校や幼稚園で勤務はかなり人気があるので、実際に転職するのは簡単ではありません。求人も少ないので、こまめにチェックしておいた方がよいでしょう。

幼稚園や保育園の場合は、看護師として怪我や病気の対応をするほか、普段は保育士と一緒に園児の世話をするところも少なくありません。子ども好きの人にはとても良い環境だと言えるでしょう。特に保育園では、園児の数に応じて看護師を置くことが義務付けられているので、ニーズも高いです。

一方、小学校や中学校では看護師として働く場合もあれば、養護教諭として働く場合もあります。養護教諭になるには、看護師免許だけではだめで、養護教諭になるための資格を取得しなければなりません。しかも、この取得を取ったからといって必ずしも採用されるわけではないので、かなりハードルは高いと言えそうです。

幼稚園や保育園の看護師にしても、学校の養護教諭にしても、希望者に対して求人がかなり少ない仕事になります。学校教諭は基本的に各学校一人ですし、幼稚園や保育園にもそれほどたくさんの看護師が勤務するわけではありません。そこで欠員が出た場合に求人となりますので、求人数が非常に少ないのです。そのため競争率はかなり高く、採用されるのはかなり難しいといってよいでしょう。しかも、こうした高倍率の求人は、非公開で行われることも多いです。看護師求人サイトなどに登録していないとチェックできない非公開求人などのなかには、幼稚園や学校の看護師募集が稀にあります。それでも数は決して多くはないのですが、まずは登録して情報をあつめるところから始めたほうがよいでしょう。かなり難しい転職になるので、気長に探すくらいで臨んだほうがいいです。