看護師転職に適した時期

看護師は常に求人が行われているので、いつでも転職は可能なのですが、やはり転職先でのスムーズな受け入れなどを考えると、4月の転職が理想的です。4月はどの病院も新卒を受け入れる時期ですので、新しい入職者へも対応しやすいですし、新人研修を一緒に受けるわけではなくても基本的なことは一緒に教えてもらえるためわからないことを聞きやすいムードもあります。また、何もないタイミングで1人だけ新しい看護師として入るよりは、新卒も含めて新入職者が増えるタイミングで入ったほうが、転職者としても気楽でしょう。

また、ボーナスをもらって6月.12月前に辞めるというのも一般的です。そうやってこの時期に辞める人を狙って、求人が増えるのもこの時期の転職のメリットでしょう。ボーナスは半期ごとの働きを評価してもらえるものなので、中途半端な時期に辞めるとその期間の評価分がもらえなくなってしまいます。そのため、ボーナスをもらったタイミングで転職する人が多いのです。特に、12月な年末ということもあって、4月の転職に次いでリセットしやすいタイミングなので、転職者が多くなります。

ただし、どのタイミングで転職するにしても、2ヶ月前には職場に辞めることを伝えるようにしましょう。辞職を伝える時期については、就業規定に書かれているので確認は必要ですが、退職することによって募集や面接などを行うことを考えると、それくらいの期間は病院にとっても必要です。円満に辞めるためにも、急に辞めるのではなく、しっかり引継ぎができるくらいの期間を見て伝えるようにするべきです。病院によっては、看護師がかなり不足していることから、なんとかして引き留めようとするかもしれませんが、そこはきっぱり断らないといつまでたっても辞めることができません。次が決まっているのであればなおさら、きちんと話をして辞めるようしましょう。看護師転職の場合はどうしても業界内での転職になりますので、できるだけ円満に辞めたいというのがみんなの本音です。しっかり期間を取って引継ぎを行い、周りに迷惑をかけないように退職しましょう。

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